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心の健康を保つ「メンタルケア」とは

「メンタルケア」という言葉を辞書で調べると、精神面での援助・介護とあります。心が風邪を引いて、健康ではなくなったとき、どんなメンタルケアをすればよいのでしょうか?「頑張って!」という言葉は言ってはいけない言葉だと聞いたことがあります。なので、私は「大丈夫」という言葉を使うようにしています。3月11日の東日本大震災。あの震災で大切な家族や友人を亡くされた方々に掛けてはいけない言葉があるのだそうです。それは、「頑張ってこれを乗り越えないといけませんよ。」とか、「あなたが生きていてよかった。」、「もっとひどいことだって、起こったかもしれませんよ。あなたにはまだ、きょうだいもお母さんもいます。」などの言葉だそうです。この場合、「大丈夫」も言ってはいけないかもしれません。だとすると、掛ける言葉が見つかりません。心が健康ではなくなった人には、どんなメンタルケアが必要でしょうか?それは、言葉を掛けるのではなく「傾聴」。相手の話を聞くことだそうです。では、話を聞く場合の注意点は何でしょうか?それは、純粋な気持ちで相手の話を聞こうとすること。批評的にはならずに、相手の気持ちを受け止めてあげること。話をしてくれている人の気持ちになって理解しようとすることだそうです。そうすると、自分の気持ちを受け止めてくれていると思って、癒されるのだそうです。何かをしてあげるのではなく、相手の心に寄り添うことが、心の健康を取り戻すメンタルケアなのかもしれません。

企業における健康とメンタルケアのと仕組みをどう行えばよいか。

最近では、名のあるメンタルクリニックでは、予約をとることさえ難しいというのが現状だそうです。企業においては、社会情勢、労働環境などの急激な変化に伴い、職場での健康管理、特にメンタルヘルスの取り組みが、人事や総務部門だけではなく、経営層や管理監督者に強く求められています。ここ10年で企業のメンタルケアが問題になってきています。この背景には過労死や過労自殺による民事訴訟の増加があげられます。メンタルケアは今や企業がリスクマネジメントとして考えるべき重要課題なのです。ただ、現状としては産業医や看護士が中心という企業が多く、積極的な取り組みとは言えません。まずは、企業のトップと労働組合が問題点を把握し、健康の共通のテーマとしてとらえ、方針を打ち出すことです。そして、健康相談体制の整備をし、管理監督者の教育を徹底するべきです。特に現場(上司や同僚)による支援は重要なので、メンタルヘルス疾患に対する正しい知識と理解を促す教育が必要です。また、本人の気づきも大切です。疲労蓄積度チェックリストや、うつ病のチェックリストなどを社内のイントラネットや社内報で掲載したり、研修会で情報を提供するべきです。ただし、個人が特定されないよう情報管理を徹底することを忘れてはいけません。メンタルケアを考えるなら、まずは日本企業独特の固定観念を見直すべきです。上司が絶対という精神論を排除し、終身雇用の幻想を断ち切ること。本質を知って自分が変わることが、ストレスをなくす近道ではないでしょうか。職場におけるストレスを軽減する取り組みを積極的に行なっているレバレジーズは、社員の健康や福利厚生の面でも注目を集めています。